9月9日、10日に東京都大田区で行われた「第13回日野原重明カップ スローピッチソフトボール大会」で、茅ヶ崎市内から出場した「メイジャ・マクレ茅ヶ崎ブルズ8」と「同ブルズ6」の2チームが各部門で優勝した。
スローピッチソフトボールは通常のソフトボールよりひと回り大きい14インチのボールを使ってプレーするソフトボール。60歳以上、68歳以上、75歳以上の世代ごとにチームを編成するのが特徴で、健康増進や仲間づくり、セカンドライフの生きがいを目的にシニア世代に広がりを見せている。
神奈川県や東京都、静岡県、長野県などから26チームが参加して熱戦が繰り広げられた同大会。75歳以上の部門(参加5チーム)に出場したブルズ8は4戦全勝を果たし、全試合で5点差以上を付ける快勝で優勝に輝いた。
また60歳以上の部(参加11チーム)に出場したブルズ6は、初日の予選リーグで1敗を喫したが、得失点差などで辛くも決勝トーナメントへの出場権を獲得。「失点を少なく行こう」と臨んだ翌日の決勝トーナメントは初戦、多摩ファルコン(多摩市)に対し、初回にいきなり3失点するもその裏すぐに同点に。2回には満塁打を放つなど11対8で逃げ切った。続く決勝戦は前日敗れたユースイ・フレンズ(横浜市)とのリベンジ戦に。初回に3点を先制、その後も追加点を挙げ、10対6で雪辱を果たした。
社会貢献活動も
優勝した2チームは茅ヶ崎市内で活動するスローピッチソフトボールクラブ「メイジャ・マクレ茅ヶ崎」(佐藤忠会長)に所属するチーム。グラウンド外でも、不要になったバットやグローブ、ボールなどの野球・ソフトボール用具を独立行政法人国際協力機構(JICA)を通じて東南アジアや中南米の子どもたちに届ける活動を今春からスタートさせた。今秋も同様の活動を行う予定で、今後も継続していくという。佐藤会長は「世界の子どもたちも野球を愛する仲間。少しでも役に立てれば」と話した。
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