茅ヶ崎市と姉妹都市協定を締結しているアメリカ合衆国ハワイ州ホノルル市・郡のカーク・コールドウェル市長が、3年ぶりに茅ヶ崎市を訪問。9月29日から30日にかけて市役所や美術館、茅ヶ崎海岸などを視察して回った。
来訪は、姉妹都市協定の締結式が行われた2014年10月以来。今回は茅ヶ崎市制施行70周年、姉妹都市締結3周年を記念して茅ヶ崎市美術館で開催されているハワイアンキルト展の開催期間に合わせ、エドウィン・ホーキンス経済開発局長を伴っての訪問となった。
コールドウェル市長はホノルル美術館所蔵のキルトコレクションを展示するハワイアンキルト展を鑑賞したほか、歓迎セレモニーや市制施行70周年・姉妹都市締結記念碑の除幕式に出席。また浜之郷小学校で児童らと交流し、松籟庵での茶会や茅ヶ崎海岸で開催された「JPSAロングボードツアー」にも訪れた。
さらなる交流へ
市議会議場で催された歓迎セレモニーで、盛大な拍手やフラで迎えられたコールドウェル市長は「茅ヶ崎に息づくアロハを3年前と同様に感じられたことがとても嬉しい。この特別な関係をさらに強くしてければ」と挨拶。服部信明茅ヶ崎市長も「経済、文化などの多方面で、今後さらなる交流を深めていく契機としたい」と歓迎した。
また茅ヶ崎海岸では大会の模様を観戦しながら、15歳でハワイに渡った茅ヶ崎のレジェンドサーファー藤澤譲二さんらと歓談した。自身もサーフィン経験者のコールドウェル市長は「2020東京五輪のサーフィン会場が茅ヶ崎だったら良かった」と話し、茅ヶ崎の波や地形などについて質問した。藤澤さんは「茅ヶ崎の側がもっと受け入れていけば、両市のサーフィンによる文化交流をより深められるはず」と期待を込めた。
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