茅ヶ崎市と姉妹都市を結ぶハワイ州ホノルル市・郡のショッピングセンター「アラモアナセンター」で現地時間10月26日から31日まで初の茅ヶ崎物産展が開催された。姉妹都市協定と共に結ばれた姉妹会議所提携に基づくもので、協定3年目を迎え、さらなる経済交流の発展を目指して実施されたもの。
茅ヶ崎市とホノルル市・郡は2014年10月に姉妹都市協定を締結。その際に茅ヶ崎商工会議所とハワイ商工会議所も提携し、イベント開催などを通じて文化・経済交流を進めてきた。
提携から2年目を迎えた昨年6月、茅ヶ崎商工会議所内の「ハワイ州との経済交流委員会」が、「経済交流を次の段階に進めるため新しいイベントや事業を開始したい」と相談。それに応じて今年2月にハワイ商工会議所を通じて、現地の法人「シロキヤ・ホールディングス」(以下シロキヤ)から、物産展の提案があった。
茅ヶ崎市にとって、ハワイ現地で茅ヶ崎の物産を大々的に紹介し販売するのは初の試み。7月から8月にかけて同商議所の会員に参加を募り、手を挙げた27社の中から、シロキヤが「茅ヶ崎らしい商品」をコンセプトに12社を選定した。
会場はハワイでも有数の規模として知られるアラモアナセンター内でシロキヤが運営するテーマパーク商業施設「シロキヤ・ジャパン・ビレッジ・ウォーク」。特設会場に企業ごとのスペースを設け、展示販売した。商品は全てシロキヤが買い上げ、会期終了後は、同社が継続して販売することになっている。
イベント初日は平日にもかかわらず、多くの来場者が詰めかけた。現地の担当者によると「(ホノルルでは)生魚を頭ごと食する文化が無いため、しらすなどには驚いていたよう。日系人の方には、『チガサキ』を知っていると喜んでいた方もいた」という。また、「今後は規模を拡大しながら継続したい。より深い経済交流に繋がれば」と話した。
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