梅田小学校(竹内清校長)で3月9日、茅ヶ崎市内のプロレス団体「フリーダムズ」(佐々木貴代表)が夢を持つことの大切さやいじめ防止などを児童に伝えるため、市内の小学校で初めて「道徳プロレス」を開催した。
同団体は東海岸南に事務所を構えるプロレス団体。全国各地で興行を行う傍ら小学校を回り、児童らにプロレス観戦を通じて「夢の大切さ」「心と体を鍛錬する大切さ」「本当の強さとは何か」などを伝える「道徳プロレス」を3年前から実施している。
この日は佐々木代表の息子が同校の2年に在学中で、横浜市内の小学校でも実績があることなどから開催が実現。体育館にリングを設け、同校2年生と6年生、その保護者合わせて約300人の前で真剣勝負を繰り広げた。
試合後のリング上で佐々木代表は「今日のような試合は日々努力し、鍛えているからできること。教室で真似するな」と会場の笑いを誘いながらも「本当に強い人はいじめをしない。困っている人や弱い人がいたら助けるのが強い人。そういう強い人になって欲しい。そして僕たちと同じように夢を持ち叶えて」とメッセージを送った。
夢の実現や思いやり、強さの裏の優しさなどを感じてもらおうと開かれたこの催し。竹内校長は「保護者である佐々木さんの申し出や保護者の皆様の理解で実現できた。小学校は人格形成に大事な時期。将来の夢の実現に向けた努力の大切さや思いやりの心などを感じとってもらえたら。児童がどう受け止めたのか振り返りを行いながら、今後の指導につなげることも必要」と話した。また試合後は、児童と選手が教室で一緒に給食を食べるなどの交流も行われた。
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