神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
茅ヶ崎版 公開:2017年10月6日 エリアトップへ

「特定非営利活動法人こども応援丸」の理事長を務める 津田 眞利(まさとし)さん 中海岸在住 51歳

公開:2017年10月6日

  • X
  • LINE
  • hatena

子どもの笑顔を「応援丸」

 ○…数年前、茅ヶ崎小のPTA会長を務めた経験から、「勉強に苦しんでいる子どもが多い現実をなんとかしたい」と、昨年「こども応援丸」を立ち上げた。今年4月にはNPO法人化し、現役の教諭や元塾講師、大学生など有志約30人を取りまとめて、西浜中や南湖公民館で勉強につまずきやすい年代といわれる中学生に学習支援を行っている。10月からはもう一校活動の場を広げ「笑顔が増えていくのが一番うれしい。支援の場が子どもの居場所になってくれれば」と顔をほころばせる。

 ○…茅ヶ崎駅北口で80年続く津田糸店に生まれた。いつも人に囲まれている活発な少年だった。家業を継ぐため成蹊大学で経済を学び、東京の商社のアパレル事業部で3年間経験を積んだ上で、津田糸店の3代目に就任。地元に戻ってからは「”人間50年”と思って生きてきたので、受けた恩は早く返さなくちゃ」と、PTA会長や商店会の会長を引き受けた。今も「地域のために何ができるか」を常に考え、人と人をつなぐ地域コーディネーターとしても奔走する。

 ○…妻、娘、息子と暮らす。妻とは20代半ばの頃、友人の紹介で出会い、大好きな東京ディズニーランドに出かけたのが忘れられない思い出。同園には、体調を崩し家業を一時休んでいた40代の頃に園内のレストランで働いたこともあり「やっぱりお客さんの笑顔が原動力だったね」と懐かしむ。最近は仕事や「応援丸」などの地域活動が忙しい中、気ままに料理を作るのが息抜きだ。

 ○…最近の「こども応援丸」は学校説明会に招かれて活動を紹介したり、「あのおじさんがいるなら行ってみよう」といった子どもの声も聞こえてきたりと、地域との信頼関係も強まってきた。来年度からはさらに地域を広げる予定で「子どもたちにはもっと茅ヶ崎を好きになってもらって、いつかは教える側にもなってほしいな」と目を細めた。

<PR>

茅ヶ崎版の人物風土記最新6

柴田 智美さん

「星空のスカート」を制作して環境問題を訴える

柴田 智美さん

浜之郷在住

4月12日

黒木 ちひろさん

茅ヶ崎市民文化会館で5月6日、初のホール公演を行う

黒木 ちひろさん

茅ヶ崎市内在住

4月5日

櫻井 貴基さん

第六天神社のほか、市内6神社の宮司に就任した

櫻井 貴基さん

十間坂在住 55歳

3月29日

松浦 治美さん

(公財)かながわ海岸美化財団の代表理事を務める

松浦 治美さん

藤沢市在住 66歳

3月22日

田嶋 小梅さん

茅ヶ崎公園をモデルに「防災機能と居場所」が融合する空間をデザインした

田嶋 小梅さん

松風台在住 23歳

3月15日

垂石 眞子さん

茅ヶ崎ゆかりの絵本作家として、絵本づくりの指南役を務める

垂石 眞子さん

茅ヶ崎市出身 71歳

3月8日

㈱平和堂典礼

藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999

https://heiwadou.com/sp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月1日0:00更新

  • 11月17日0:00更新

  • 11月10日0:00更新

茅ヶ崎版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

書家・稲村瑞穂さんが個展

4/27〜5/1

書家・稲村瑞穂さんが個展 文化茅ヶ崎市

「一期一会」テーマに

4月27日~5月1日

茅ヶ崎版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook