2018年10月にリニューアルオープンする茅ヶ崎市民文化会館で、市内で初めてネーミングライツパートナーの募集が始まった。また、改修工事の進捗と、開館1年前から開始された利用受付の状況について取材した。
ネーミングライツは、施設の愛称に企業名などを表示するもの。今回の募集は市の導入ガイドラインに基づき、同館を継続的に運営するための財源確保などを目的として行われる。
市側の希望契約金額は、年額1200万円以上(消費税などは別途)。この金額は、他市の同規模程度のホールのネーミングライツを参考に算出した。希望金額未満でも応募可能だが、選考時に提案額に応じた評価が行われる。応募資格は、市内外の法人格を有する団体。市内に事業所を構えていることや、団体の「地域貢献への取り組み」なども評価(加点)対象となる。
愛称は応募者が提出し、使用期間は18年4月1日から23年3月31日までの5年間。正式名称は「茅ヶ崎市民文化会館」のままとなる。募集要項の配布は11月13日まで市文化生涯学習課で行われ、その後優先交渉権者を決定。市民から意見聴取を実施し契約締結は18年3月頃を予定している。
工事の進捗は「順調」
4月から耐震補強と改修工事を行っている同館。市施設再編整備課によると工事の進捗は順調という。外壁は既存のデザインを活かしつつ耐久性を高め、館内は大・小ホールの座席を広げ、ミニホールも新設されるなど内装ほぼ全てをリニューアル。バリアフリー化にも対応する。工期は18年7月末までを目指し、開館は10月を予定。同課は、市HPで進捗を周知する「NEWS LETTER」を毎月更新している。
リニューアル後の受付開始
開館1年前となったことを受け、同館では10月1日から、来年10月の利用受付を開始した。1日に行った抽選会では例年に比べ参加者が多く「いよいよ申し込みが始まったことへの期待感の表れでは」と同館の指定管理者(公財)茅ヶ崎市文化・スポーツ振興財団は話す。同館仮事務所は茅ヶ崎市体育館(十間坂3の6の5/【電話】0467・85・1123)内にあり、仮事務所の休館日は10月から毎月第2月曜となった。受付時間は午前9時から午後7時まで。
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