小学校で学級閉鎖が増加 インフルエンザの流行がピークに
インフルエンザの流行がピークを迎え、町内の小学校で学級閉鎖が相次いでいる。2月8日までの段階で学年閉鎖は2学年、学級閉鎖はのべ29学級。学校では児童・生徒へうがい、手洗いの励行を呼びかけている。
神奈川県は、今年に入ってインフルエンザの流行注意報を発令。早い段階から新型が流行した前回と比べて、今期は例年通り、2月に感染患者が増加するとみている。
県衛生研究所によると、1月10日から16日までの1週間で、定点当たりの県内報告数が10・25人と注意報レベルを超えた。その後も感染者数は増加を続け、1月24日から30日までの1週間で38・42人と警報レベルまで達している。茅ヶ崎保健所管内(茅ヶ崎・寒川)では、同週で43・55人まで増加した。
流行しているのは新型(AH1pdm)やA香港型(AH3亜種)などが多く、県では通年通り予防法としてうがいや手洗い、マスク着用などを呼びかけている。
うがい・手洗いの励行を
寒川町内でも2月に入り、インフルエンザやかぜによる学級・学年閉鎖が増加している。
今期初の発生は、南小学校4年生(3学級)で学年閉鎖の措置が取られた1月24日。これを皮切りに、寒川小学校で10学級、一之宮小学校で3学級、旭小学校で7学級、南小学校で8学級、小谷小学校で1学級が学級閉鎖を行った。また、学年閉鎖は南小学校のほか、2月7日に旭小学校5年生(3学級)で行われている。
現時点(2月8日)では、中学校での学級・学年閉鎖は報告されていないが、インフルエンザやかぜによる欠席者は増えてきている。今後も小学校を中心に流行すると予想されており、注意が必要だ。
こうしたなか、町内小・中学校では各担任から児童・生徒へ手洗い、うがいの指導が行われている。小学1年生には「手洗いの歌」などを活用しているほか、保健だよりで保護者にあてて、人ごみを避ける等の自粛を呼びかけ、感染拡大の防止に努めている。
|
|
|
|
|
|
<PR>