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寒川版 公開:2011年2月25日 エリアトップへ

12年ぶりに県議選へ 現職、新人が相次いで出馬を表明

公開:2011年2月25日

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 任期満了に伴い、4月10日(日)に投開票が行われる神奈川県議会議員選挙の高座郡選挙区(定数1)に、現職の飯田誠氏(75歳)と新人の小澤千明氏(50歳)が、相次いで無所属での出馬を表明した。同選挙区での県議選は平成11年以来、12年ぶりとなる。

 高座郡選挙区での県議選は平成15、19年といずれも現職以外の立候補者が出ず、無投票で飯田氏の再選が決定している。今回は2月18日に現町議会議員の小澤氏が記者発表で出馬の意向を表明。現職である飯田氏も2月19日に本紙の取材に対し立候補を表明しており、12年ぶりに県議選が行われる見通しだ。

 現職の飯田氏は昭和11年、寒川町生まれ。昭和60年に寒川町議会議員初当選後、4期を務め、平成11年に神奈川県議会議員に初当選。環境農政常任委員会委員長、建設常任委員会副委員長、寒川町体育協会会長などを歴任。県政会団長。現在3期目。

 飯田氏は「道路の計画決定や新幹線新駅など、寒川の将来に向かっての基盤整備が現実に形となって見えてきている。これらを結論づけるため、この4年間が勝負になる」と4期目に向けての抱負を語る。

 一方、新人の小澤氏は昭和35年、寒川町生まれ。東海大学政治経済学部経営学科卒業。食品卸売会社(有)オザワ代表取締役。寒川小学校PTA会長、寒川町PTA連絡協議会副会長などを歴任。平成21年に寒川町議会議員に初当選。現在1期目。

 小澤氏は「3回の無投票は町民の選択権を放棄させることになり、また今まで通りでは寒川の発展は停滞してしまう。世代交代を進め、県の情報を町民に提供していきたい」と県政への意欲を見せた。

 今後、県議会議員立候補予定者の事前説明会は3月8日(火)に予定されている。4月1日(金)の告示期日までに他の対抗馬が現れなければ、現職と新人との一騎打ちとなりそうだ。

※2月22日起稿
 

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