室田さん・若林さんが受賞 スポーツ少年団指導者表彰
神奈川県スポーツ少年団表彰式が2月19日、県立スポーツ会館で行われ、寒川町から室田道場の室田次朗さん(54)と、一之宮ストロングスの若林正雄さん(67)がスポーツ少年団指導者表彰を受けた。
スポーツ少年団の指導者として10年以上の活動実績があり、他の模範となる人に贈られる『指導者表彰』。今年は、各地域のスポーツ少年団本部から推薦を受けた県内の指導者27人が受賞した。
室田さんは約20年に渡り、柔道の指導者として活躍。5歳くらいから中学3年生までが所属する「室田道場」を、寒川町スポーツ少年団本部の発足からいち早く団体加入させ、団の推進役としても精力的な活動を行ってきた。「元気でやってこられたことに感謝したい」と話す室田さん。平成24年度から中学校で武道が必修化することに触れながら、「今後は柔道人口の底辺拡大をめざしたい。様々なことで協力できれば」と今後の抱負を語った。
若林さんは少年野球チーム「一之宮ストロングス」の副会長を務める人物。これまで31年に渡って寒川町野球協会学童部の運営の要として活躍、子どもたちに指導を行ってきた。昨年には茅ヶ崎の少年団と協力し、初のスポーツ少年団種目別野球大会を開催。こうした新しい大会の立ち上げなども評価された。若林さんは「子どもたちが野球をやりたいと思えるよう、指導者の充実、施設の充実、また野球を通して家族が楽しく過ごせるライフサイクル作りをしていきたい」と話していた。
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