食で繋がる憩いの場を まるパクが6月から陽だまりカフェ
カレーを食べながら、交流を―。ボランティア団体「まるパク」(落合直美代表)が、6月から高齢者など地域住民に食事を提供する「陽だまりカフェ」をスタートさせた。
まるパクは、湘南生活クラブ生協寒川コモンズの組合員有志10人で立ち上げた団体だ。「はじめは配食サービスを考えていました」と話す同団体の山本明美さん。寒川町に住む高齢者で配食サービスを活用している人は少ないという。「私たちが調べたときは、37人しかいませんでした。そのことに驚いて、皆さんに食事を提供しようと思ったのがきっかけです」。メンバーはそれぞれ主婦だったり、仕事を持っていたりと全員が集まれる日も限られてくる。そうした制限のなか、近隣市で同様の活動を行っている団体を視察し、公共施設を活用して毎週決まった曜日に食事の場を設けるやり方ならできるのでは、と「陽だまりカフェ」の開設にこぎつけた。
火曜日にオープン
カフェの開設は基本的に、第1・3火曜日がふれあいセンター(小動982‐2)、第2・4火曜日は健康管理センター(宮山401)で行う。当面、メニューはカレーライス(300円)のみで、限定30食。午前11時から午後2時30分まで開かれる。
6月7日には初のカフェが開催された。訪れた人たちは「2人暮らしだとなかなかカレーは作らない。丁度良い量で美味しかった」と笑顔で語った。山本さんは「お手伝いをしてくれるボランティアの方も募集しています。少しずつ広げて、町の南部にも開設していきたい」と話している。次回開催は6月21日(火)ふれあいセンター。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|