神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
寒川版 公開:2011年6月24日 エリアトップへ

寒川神社 大注連縄(しめなわ)3年ぶり新調 「夏越(なごし)の大祓(おおはらへ)」などの神事を前に取り替え

公開:2011年6月24日

  • X
  • LINE
  • hatena
長さ約14.5mの大注連縄を滑車で持ち上げた
長さ約14.5mの大注連縄を滑車で持ち上げた

 寒川神社本殿の大注連縄が平成20年9月以来、およそ3年ぶりに新調された。作業は6月14日から16日まで3日かけて行われ、大注連縄が向拝前に取り付けられた。この時期に取り替えが行われるのは珍しいという。

 注連縄とは神域と現世を区別するもので、悪気が入り込まないよう社殿の入口などに張られるもの。これまで、新年に向け秋ごろに新調されることが多かったが、今回は6月30日に行われる「水無月大祓(夏越の大祓)」や浜降祭を新しい注連縄で迎えようと実施された。

 大注連縄を作成したのは寒川神社職工奉仕会の会員である(株)金子建材土木(寒川町宮山・金子一茂社長)。全て職人による手作業で、藁を固めた3本の縄を8人がかりでよじって1本にしていったという。大注連縄は5月9日から約1ヵ月かけ完成。長さ約14・5m、中心部の太さは2・1mになり、重さは1tにおよぶ。

 新しい大注連縄の取り付けは16日に行われた。お祓いの後、作業場があった同社から寒川神社の向拝前まで、職人約30人が担いで大注連縄を運搬。現地で下げ藁を取り付け、左右を棒などで支えながら、2本の滑車で吊り上げていった。参拝客が見守るなか、水平になるよう微調整の末、取り付けが完了した。同神社の利根康則宮司は「神道はよみがえりの信仰ともいわれます。この度の注連縄の更新により、全国の氏子崇敬者、ことに震災で被災された皆様が寒川大明神の更なる御神威をうけられ、復興発展の力となることを祈念します」と話している。
 

はしもと修一町政報告会

5月21日(日)寒川町南部公民館で開催!ご参加無料

<PR>

寒川版のトップニュース最新6

免許返納でタクシー助成

寒川町

免許返納でタクシー助成

社会参加を促進

4月26日

障害のある子どもたちと交流

寒川高校野球部

障害のある子どもたちと交流

「誰にでもやさしく」

4月26日

観光ガイドクラブ発足

観光ガイドクラブ発足

2団体が合併し地域振興

4月12日

ゼロカーボンへ協定

寒川町

ゼロカーボンへ協定

茅ヶ崎市、東京ガスと締結

4月12日

レール脇に案内図設置

西寒川支線廃線跡

レール脇に案内図設置

「貴重な遺産」周知図る

3月29日

パリパラ代表に決定

パラ水泳選手田中映伍さん

パリパラ代表に決定

選考会で派遣基準クリア

3月29日

あっとほーむデスク

  • 2月18日0:00更新

  • 2月4日0:00更新

  • 1月21日0:00更新

寒川版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook