休日保育がスタート 企業の土日操業に合わせて今夏限りで実施
寒川町は7月から休日保育を開始した。これは夏場の電力需給対策として企業が土日操業を実施することから、需要が見込まれる休日の保育を今夏限りで行うもの。
節電の夏が本格的に始まった。夏場のクーラー使用などで電力が不足し、再び計画停電などが実施されるのを防止するため、国は昨年同時期の使用最大電力から15%以上の削減目標を設定。全国的な取り組みが行われている。
こうした中、平日の電力需要を抑えるため、自動車業界では7月から土日操業を実施。寒川町内の企業でも日産工機(株)や河西工業(株)が土日操業を開始した。この他にも、東京応化工業(株)や(株)コーメー、日東化工(株)などでも、生産部門で土日に輪番で操業する対策が行われている。
これに伴い、休日に仕事へ行かなければならない保護者が出てくると予想され、寒川町は7月から9月30日までの日曜日で休日保育の実施を決定した。町立保育園3園に在籍する545人(6月1日現在)の子どもが対象で、1回につき10人程度。休日保育は『寒川町立さむかわ保育園』でのみ行われ、保育士は町内の3園からローテーションで担当する。町子育て支援課によれば、初日となった7月3日には利用がなかったが、今のところ7月中に2件の申込みが入っているという。
保育費用は1時間700円(5時間超は3500円)だが、平日に休みを振り替えた場合は無料。保育時間は午前7時から午後7時まで。利用希望月の前月に休日保育登録申込書と休日勤務証明書を入園している保育園に提出し、希望日の9日前までに申込みをすれば利用できる。
問合せは同課【電話】0467(74)1111
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