住民に防災意識を高めてもらおうと茅ヶ崎市、藤沢市、鎌倉市、寒川町の建設業協会青年部メンバーが6月25日、茅ヶ崎市南部のカーブミラーに海面からの高さを記載した津波ハザードステッカー貼りを行った。
3市1町の同青年部メンバーは昨年から社会貢献の一環として合同で活動を実施しており、今回は(社)茅ヶ崎建設業協会青年部(茅青会)が主催。ステッカー貼りは3月に起こった東日本大震災の津波被害を受け、海岸隣接地域の住民に地形の特性を理解してもらうために茅ヶ崎市と連携して企画した。
当日は青年部の有志35人が集まり、津波ハザードステッカーを計159ヵ所に貼っていった。服部信明茅ヶ崎市長も参加し「多くの市民が地域のことを知る機会になる。取り組みに感謝したい」と挨拶した。
震災後、神奈川県では津波対策を検討するため「津波浸水想定検討部会」が設置されており、相模湾沿岸エリアの被害想定も見直されているのが現状。茅青会の伊澤敏典会長は「(茅ヶ崎市内は)西に行くほど海面からの高さが低くなる。防災に対する意識を高めてもらい、海面の高さを知ることで震災の時に避難経路が頭の中で描けるのではないか」と話していた。
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