木村氏が新町長に ９月12日に初登庁
目入れしただるまを掲げる木村氏
先月28日投開票で行われた寒川町長選挙は、新人の木村俊雄氏（61歳）が現職の山上貞夫氏（68歳）を僅差で破り当選した。
当日有権者数は３万８５８９人。得票数は木村氏が７６７３票、山上氏が７３４６票、無効票は２２９票。期日前投票は１８６７人（前回１２３８人）と前回町長選より増加したが、当日の投票者数が伸び悩み、最終投票率は39・51％と過去最低となった。投票所別で見ると、田端地域集会所が41・26％で最高、倉見地域集会所が31・18％で最低となった。
開票確定後、事務所に姿を現した木村氏。集まった支援者らを前に、「選挙が始まってから仲間も増え、人と人とのつながりが町政の基本だと実感した。町政運営とは町民の声を聞くこと。『絆社会』をテーマに、地域と一緒に町づくりを進めていきたい」と抱負を述べた。
木村氏は９月12日（月）に初登庁し、第23代寒川町長となる。任期は４年。
■木村俊雄氏略歴
昭和24年（１９４９年）生まれ。県立茅ヶ崎北陵高校、法政大学卒。昭和47年に寒川町役場に入庁、企画政策部長などを歴任。平成22年に寒川町社会福祉協議会常務理事に就任（23年６月退任）。岡田在住。
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