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寒川版 公開:2012年1月1日 エリアトップへ

一般社団法人寒川青年会議所の2012年度理事長に就任した 岸本 優さん 茅ヶ崎市在住 37歳

公開:2012年1月1日

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繋がり大事に新たな船出

 ○…1月1日付で2012年度理事長に就任した。昨年11月に法人格を取得し『一般社団法人寒川青年会議所』として本格的に動き出す今年度、スローガンに掲げたのは『結(ゆい)〜想いをひとつに〜』。行政や関係団体、住民との繋がりを大切にしながら「地域の人々が笑顔で元気になれるまちづくりをめざしたい」という想いが込められている。

 ○…今年度の目玉事業は『花火大会』の復活。寒川町では2008年から花火大会が中止となっている。開催にこぎつけるには費用をはじめ様々な課題があるが、町や商工会等と連携を取り、すでに動き始めているという。「これも法人化し、社会的な信用性が高まったからこそ。秋か冬頃に開催できれば」と決意を語る。また、秋の文化講演会など継続事業のほか、平塚・藤沢・茅ヶ崎・寒川の4地区の青年会議所からなる湘南4LOMの幹事として、『食』をテーマに事業展開なども行っていく予定だ。

 ○…茅ヶ崎市出身。寒川町には家業である『岸本鈑金工業所』の事業所がある。高校生の時に父を亡くし、母が社長に就任して会社を切り盛りしているのを見て、「自分が継がなければ」と思っていたという。関東学院大学を卒業後、その通りに家業を継いだ。「寒川町は昔からの物を大切にする、良い意味でゆるく、温かみのある町」と語る。趣味はバスケやマラソンなど。家は茅ヶ崎だが、寒川のバスケットチームに所属し、時間を見つけては練習に励んでいるそうだ。

 ○…尊敬する先輩から勧められ、2008年に同会議所に入会。はじめは仕事との両立に苦労したそうだが、今では「普通なら経験できないことが、とてつもないスピードで経験できる」と笑顔で魅力を語る。会員は現在17人と減少傾向にある。「でも、若い人の中には、やる気がある人がもちろんいる。そうした若者の受け皿になれれば」。地域の人々と手を取り合い、新たな一歩を踏み出す。
 

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