下落幅は縮小傾向 県の地価調査結果
神奈川県はこのほど、2012年7月1日時点の地価調査結果を発表した。
地価調査は土地取引の適正化・円滑化を目的に、県内927地点について調査結果を公表しているもの。この価格は、国が実施、発表している公示価格とともに、土地取引などの指標として活用されている。
昨年7月から1年間の県内地価の動向について、用途別平均変動率はそれぞれ、住宅地がマイナス0・7%(前年マイナス1・5%)、商業地はマイナス0・5%(前年マイナス1・6%)となった。地価が下がるのはこれで4年連続となるが、下落幅は年々、縮小傾向にあるという。
県全体を見ると、住宅地では都心へのアクセスが良い川崎市中原区や高津区、横浜市神奈川区など56地点で上昇。また、商業地では、同じく市街地再開発が進む中原区など29地点で上昇した。
町も変動率減
寒川町では、住宅地3地点、工業地1地点、調整区域内宅地(市街化区域内で宅地として利用される土地)1地点で調査が行われた。前年同様、寒川町内の土地価格は下落しているものの、地価変動率は県全体と同じく、昨年と比べて縮小傾向となった。
町内の基準地価格は次の通り。
◎一之宮1丁目1180番3/14万3000円(0・7%減)
◎岡田2401番4外/14万6000円(0・7%減)
◎宮山500番61/12万1000円(1・6%減)
◎倉見1913番1/5万4500円(1・4%減)
◎宮山3033番2/6万2000円(基準地選定替のため前年比なし)
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