倉橋さんが県知事賞 県統計グラフコンクール
寒川町立旭が丘中学校2年の倉橋陸人さんが「第61回神奈川県統計グラフコンクール」の第4部(中学生)で神奈川県知事賞を受賞した。11月10日には、県立国際言語文化アカデミア(横浜市)で表彰式が行われた。
同コンクールは、統計知識の普及と統計の表現技術向上を目的に、小学生から一般までを対象に行われているもの。今年は、県内から2307人1801作品、中学生を対象とする第4部では856作品の応募があったという。
旭が丘中学校は、夏休みの課題の一つに同コンクールを挙げており、倉橋さんもこれに取り組んだ。倉橋さんが統計グラフのテーマに選んだのは「献血」。以前、お兄さんが献血ポスターを描いた時に集めた資料が自宅に残っており、それを活用して作成したという。
「夏休みに十分な時間があったので、じっくり時間をかけて書くことができました」と話す。「絵はそんなに得意じゃない」と話すが、細かい作業は好きで「意外に凝り性」らしく、資料をもとに緻密なグラフを書き上げたという。工夫した点は色使い。カラフルな色使いで、目を引き、見やすいように描いた。こうした点が評価され、同コンクールでは中学生部門において県最高となる県知事賞を受賞。倉橋さんは「驚いたけど、受賞できて嬉しかった」と話していた。
また、同中学校からは他にもパソコンの部(小学生から一般対象)で田畑拓哉さん(2年)の作品「プロ野球・横浜DeNAベイスターズの選手」が奨励賞を受賞した。あわせて、同コンクールで優秀者を多数輩出し、統計教育の普及向上に貢献したとして、同中学校も学校表彰を受けた。
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