地域防災 発信し100号 記念ファイルを発行
小谷自治会「防災ニュース100号記念ファイル」がこのほど発刊された。これは2003年12月から2012年8月まで、同自治会の山蔦紀一さんが執筆し、回覧板を通じて配布した100号分をまとめたもの。
「100号まで発行して一区切りつけようと思ったとき、『子どもたちにも読ませたいからまとめて欲しい』という声を貰いました。自治会や町と相談し、協力を得て、こうして冊子としてまとめることができた」と山蔦さんは話す。冊子はA4版100ページ、小谷自治会員の希望者約200世帯に配られたという。
防災ニュースの発行をはじめたのは03年。山蔦さんは地域の防災活動に熱心だった当時の小谷自治会長と「地域の助け合いを高めることが、防災には欠かせない」という考えで意気投合。仕事で防災の関係を調べた経験があったこともあり、山蔦さんが執筆し、毎月自治会の回覧板を通じて約1000世帯に配ることにしたという。内容は、小谷地域の被害予測やブロック塀の安全チェック、家具の転倒防止方法など多岐に渡っている。山蔦さんは「繰り返しをいとわず書いてきました。地域の力を上げていかないと、いざという時に動けない。このファイルを読んでもらうことで、防災意識を盛り上げていければ」と話していた。
冊子は限定配布となるが、内容をまとめたCD―ROMを一般向けに配布しているという。希望者はCD用の返信封筒に切手を入れ、〒253―0103寒川町小谷1の7の2山蔦紀一さんまで。問い合わせは【電話】0467・75・6998。
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