インフル注意報を発令 町内で学級閉鎖の報告も
今シーズンでは寒川町内初となるインフルエンザによる学級閉鎖が1月16日に報告された。神奈川県でも17日にインフルエンザの流行発生注意報が発令されており、感染予防と拡大防止を呼びかけている。
県によると、1月7日から13日までのインフルエンザの定点当たり報告数(県指定医療機関での報告数)は、注意報の指標である「10・0」を超え、「13・12」を記録したという。今シーズンは昨シーズンに比べ、1週間早い注意報の発令だが、時期はほぼ平年並み。県内のインフルエンザ患者報告数は13日までで4250人。地区別で見ると、定点当たり報告数は茅ヶ崎管内(茅ヶ崎市・寒川町)は18・55で、厚木(21・82)に次いで2番目に高い数値となった。
寒川町では今シーズン初めて、寒川中学校2学年のうち1学級(インフルエンザによる欠席4人)が1月17日から20日まで学級閉鎖を実施。続いて、旭小学校1学年のうち1学級(欠席8人)と2学年のうち1学級(欠席5人)が1月22日から25日まで、5学年のうち1学級(欠席5人)が23日から25日まで学級閉鎖の措置を取っている。町は今後も感染拡大の可能性があると見ており、手洗いやうがい、マスクの着用などの励行を呼びかけている。
また、昨年末流行した感染性胃腸炎も、若干落ち着いてきているが依然として注意が必要。インフルエンザと感染性胃腸炎との初期症状の違いは、インフルエンザは38度を超える急な発熱や体の節々の痛みで、感染性胃腸炎は吐き気や下痢。県衛生研究所では「例年通りのAH3(香港型)の流行だが、体調が優れない時はすぐに医療機関へ相談を」と話している。
※1月22日起稿
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