神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
寒川版 公開:2013年5月24日 エリアトップへ

寒川うたごえ喫茶の実行委員長を務める 小笠原 弘昭さん 大曲在住 68歳

公開:2013年5月24日

  • X
  • LINE
  • hatena

「地元で」の想い結実

 ○…リーダーの音頭のもと、徐々に高まる一体感。後半に入るとボルテージは高まり、記念すべき第一回目のうたごえ喫茶は成功裏に終わった。「歌集の編纂など準備にかなりの時間を使いましたが、盛り上がってよかった。参加された方々のイキイキとした表情が印象的でしたね。次の開催に向けてはずみがついた」。達成感にあふれた満足そうな笑顔で話してくれた。

 ○…昭和40年頃をピークに大流行となった歌声喫茶。カラオケボックスの出現で下火となったが、ここ10年の間に各地で火がつき、根強い人気を誇るようになった。かつては集団就職で地方から単身上京してきた青年たちの寂しさを紛らす心のよりどころとなったが、現在では高齢化社会で年配者の憩いの場として重要な役割を果たしている。「年配者に足を運んでもらいたい。だから地元での開催にこだわりました。近隣市でやっていても足を運べない方も多いですからね」。

 ○…定年後に寒川に住み始め、仲間と混声合唱グループ『ボルガ』を結成。歌うことを楽しむ日々を送ったが、歌声喫茶が徐々に勢いを増すごとに気になり始め、近隣市の会場を訪れるようになった。「気持ちいいですよね。ストレス発散になる。こんなに楽しいことを地元でやらない手はないと」。構想から2年以上が経過。ようやく実現した初回は、仲間と楽しみながら準備を進めたという。「いちばん大変だったのが、200曲以上にも及ぶ歌集の編纂。一度作ってしまえば、何度も使えますし、曲も追加できますからね」。

 ○…当日は会場準備や受付などの運営を担いながら、自らも大きな声で元気に歌った。「反響の大きさにビックリしました。一人暮らしのお年寄りからも問合せが多かった。改めて、地元でやってよかったと思いました」と振り返る。終了後には盛り上がりをみせた会場から「次回をぜひ」との声が圧倒的だった。
 

MADOショップ平塚真土店

断熱窓リフォームに、今年も国から補助金あり!

http://kobayashikenso.co.jp

<PR>

寒川版の人物風土記最新6

三善 幸夫さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第一次派遣で大隊長を務めた

三善 幸夫さん

横浜市在住 60歳

3月29日

大澤 文雄さん

瑞宝双光章を受章した元寒川町教育委員会教育長

大澤 文雄さん

倉見在住 72歳

3月15日

内村 徹さん

中学生硬式野球チーム「湘南茅ヶ崎ボーイズ」を初の全国大会に導いた

内村 徹さん

寒川町在住 41歳

3月1日

山田 仁子さん

県のなでしこブランドに認定された「PonCha」を手掛ける菱和園の代表取締役

山田 仁子さん

寒川町内在住 52歳

2月16日

中島 淳一さん

「江ノ電沿線新聞」への連載などを通じ地域の地蔵の伝承に努める

中島 淳一さん

藤沢市在住 67歳

2月2日

下里 宏規さん

2023年度第41回神奈川県優良産業人表彰を受賞した

下里 宏規さん

下里自動車株式会社代表取締役 64歳

1月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月18日0:00更新

  • 2月4日0:00更新

  • 1月21日0:00更新

寒川版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook