11・9花火大会 参加意識「みんな」高く 募金好調 安全対策強化へ
寒川町の青年3団体が協力し、実行委員会を立ち上げ11月9日(土)に開催する「寒川みんなの花火」。開催まであと2ヵ月となったが、昨年に比べてイベントへの理解が深まり、準備活動は比較的順調に進んでいるという。
「みんなの花火」は昨年、初めて開催。寒川の花火大会としては、かつてのイベントが復活した形だが、実は同じようでまったく違う運営方法をとっている。かつてのように公的な助成や補助金は一切なく、全てを募金や協賛で賄わなければならない。
一般社団法人寒川青年会議所、寒川町商工会青年部、寒川町さがみ農協青壮年部の町内3団体から代表で集まったメンバー12人で構成する実行委員会の岸本優実行委員長は「やはり2回目ということで、昨年と違ってスムーズに進むところが多い。かつての花火大会とは違うということは皆さんご存知ですし、それだけで大きな違いですね」と話す。9月2日現在の協賛・募金の合計金額は約241万円で、昨年の同時期を上回っている。昨年お金を寄せてくれた人たちは「自分たちが上げた花火」という意識が強く、まさに「みんなの花火」を体現しているのだ。「手作りでできるイベントのモデルプランとして応援してくれる人も多い。期待の大きさも感じています」と岸本実行委員長。
さらなる安全を
2回目の開催ということで、当初から安全面の充実を目標に設定。専門の警備員の増員などを決めていたが、先の京都の花火大会での爆発事故を受けて、さらなる安全面の強化を決定。募金の目標額を上方修正するなど、精力的な動きをみせている。
また、花火玉をかたどった募金箱「募金玉」の設置場所を募集中。現在町内に170個の設置が実現しており、主催者の手元には30個の募金玉が残っているという。問合せ等はホームページ「みんなの花火」で検索を。
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