恒例のねぶたがお目見え 寒川神社で20日点灯式
正月の風物詩となった寒川神社(寒川町宮山3916)の迎春ねぶたが12月20日(金)、神門に取り付けられ、点灯式が行われる。今回作成されたのは『天の岩屋戸(あまのいわと)』。古事記の神話をテーマにしたねぶただ。
2001年から始まり、通算14回目となった今回のねぶたは、干支をテーマに一巡した後、昨年から始まった「日本古事記シリーズ」の第2弾。青森ねぶた師・北村蓮明氏の作品となる。第62回式年遷宮の完遂により、皇祖天照大御神が新宮に御還りになったことを奉祝。天照大御神が天の岩屋戸に隠れ、闇夜に閉ざされてしまった世の中を八百万の神々が知恵を絞り、元の明るい世界を甦らせようと力を合わせた結果、闇を払い夜明けを告げる鶏鳴三声と共に太陽神天照大御神が出現し、光が世に満ち溢れる瞬間を表している。
ねぶたは横幅9m、高さ2・6m、奥行1・7m。使用される電球の数は約250球となっている。神門への取り付けが行われる20日には、午後4時頃から点灯式が行われ、ねぶた囃子が奉納される予定。20日は試験点灯となり、本点灯は2014年1月1日の午前0時から。正月三が日は夜通し、4日(土)からは日没から午後10時、2月3日(月)まで点灯される。
寒川神社では「神話の世界へと回帰、追体験して頂くことにより、経済回復の兆しが見える新しい日本の夜明けに希望を抱き、着実な一歩を踏み出し幸せな一年になることを願い製作しました」と話している。
交通規制
また、12月31日(火)午後10時から2014年1月3日(金)午後5時までは、寒川神社の周辺道路で交通規制が行われる=案内図。毎年、寒川神社には正月三が日だけで約30万人もの初詣客が訪れており、バスや電車などの公共交通機関の利用を呼び掛けている。問合せは町防災安全課【電話】0467・74・1111へ。
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桜色に染まる週末4月12日 |
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