寒川町成人式の実行委員会委員長を務める 諏訪 康貴さん 大曲在住 19歳
将来がきらめくように
○…「以前に年上のいとこが実行委員会に所属し、よい経験になると聞かされていたので。懐かしい顔にも会えますしね」と話す。町内3中学校からの推薦と立候補者で構成される20人ほどの実行委員会を取りまとめる。「寒川町の職員の方にも入っていただいて、スムーズに話を進めることができています」。月1回程度の実行委員会で順調に準備を進めてきた。
○…当日は1部が式典で、2部の内容を主に企画した。スライドショーでは小中学校時代の写真を多用し、当時の流行歌を合わせる。中学の恩師が会場に登場し、その場でメッセージをもらうという演出も。さらに、代表者が述べる「新成人のことば」以外にも、数人が「成人の決意」を披露する。恒例となった漢字1字のテーマは「煌(きらめき)」。「将来がきらめいていくようにという意味です。それに私たちの学年は元気がいいですし」と微笑む。
○…早稲田大学理工学部の2年生。応用化学科に所属し、授業は実験が多いという。「将来は化学の研究を中心にやっていきたい。新しいものをつくり出したいですね」。小中学校の時代から数学や理科が大の得意科目。「2人の弟も理科系ですね。でも母親は文系ですよ」と笑う。通学の電車内は貴重な読書タイム。ミステリーやファンタジーがお気に入りだとか。
○…最大の趣味はジャグリング。中2の頃に知り合いから勧められ、はまってしまったという。「特に手先が器用ということではないのですが、一生懸命練習すれば、難しい技ができるようになります。そこが魅力ですね」。高校時代からジャグリング部に所属、当時は存在しなかった「高校生大会」を創設し、初回は全国から10校が集まり、覇を競ったという。現在は早大のジャグリング・サークルに所属。70〜80人の大所帯で、子ども会のイベントなどで大人気。「みんな喜んでくれると嬉しくて」。成人式も盛り上がりそうだ。
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