記録映画いのちの作法 実行委「会場を満員に」 4・19へラストスパート
全国で多くの賞賛の声が上がった記録映画『いのちの作法(小池征人監督)』の自主上映会が4月19日(土)に迫ったが、同実行委員会では「会場の寒川町民センターホールを満員にしよう」とラストスパートに入っている。
この映画は、豪雪・多病多死・貧困に悩まされ「乳幼児死亡率ワーストワン」といわれていた岩手県沢内村の記録映画。これではいけないと、当時の村長が「いのちに格差があってはいけない。生命尊重こそ政治の基本」という理念で「いのちの行政」を行い、その結果「全国初の乳幼児死亡0」「乳幼児・老人医療費0全国初」を成し遂げた。その「生命の尊重の理念」を受け継ぐ若い世代を記録した映画だ。
みんなで考えたい
寒川上映実行委員長の鈴木茂さんは、この映画を見て「寒川でもこの映画を上映したい。そして、これからの寒川のことをみんなで考えたい」と口コミで仲間を集め、昨年10月に実行委員会を立ち上げた。その後徐々に賛同者を増やし、それぞれが足を使ってチケットを売り歩き、定員の80%ほどの来場が期待できるところまで来たという。「最初は無理かと思ったが、ここまできたらホールを満員にしたい。寒川でもやれるというところを見せたい」と鈴木さんは意気込む。チケットを売り歩いている間にいろいろな人と出会い、寒川では字幕付きで上映することを決めたという。
当日は午後2時30分と午後6時の2回上映。1部と2部の間に、この映画の音楽担当・森拓治氏のウクレレ生演奏も行われる。前売り入場券は大人1000円(当日1200円)、高校生以下500円(当日700円)。託児あり(はぐはぐ【携帯電話】090・4715・1118)。問合せは実行委員長・鈴木さん【電話】0467・27・8624へ。
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