寒川産カーネーション 生育状態は順調
寒川町の特産品にも指定されているカーネーションが今年も出荷時期を迎えた。ゴールデンウィークにピークとなる。
カーネーションが「母の日に贈る花」として日本で定着したのは、1949年頃といわれている。寒川町では昭和初期に試作が始まり、全国的に評価が高かった品種も。1964年には60軒の生産者が栽培を行っていたという。現在では町内3軒の生産者が温室組合カーネーション部として、各種品評会に出品したり、毎年2月にはカーネーションフェアを開催するなど精力的に活動している。
数少ない生産者の1人である新生園(宮山4152)の金子一也さんは「今年は大雪もありましたが、平均気温自体は上がっていたようで、順調に生育しています。雪害も温風ヒーターで解決できました」と話す。若い世代には花を飾る習慣が少なくなっているようだが「『暮らしに彩りを』を胸に一生懸命生産していきます」と伝統を守り続ける決意を語った。
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桜色に染まる週末4月12日 |
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