旭小学校では10月31日、全校児童が参加してスイセンの球根5000個を植えた。順調に育てば来春には花を咲かせるという。
同校では、児童のいる近くに春を感じさせてくれる草花が少なく、桜の植樹などを検討したというが、開花が早いことと、町の花であることでスイセンの球根を児童の手で開花させることを決めた。
こうした学校の方針に地域も敏感に反応し、保護者はもちろん、個人で大量に寄付してくれる人も現れ、自治会でも回覧板で呼びかけるなど、支援の輪が5000個の球根を集めた。「ありがたいことに、多くのご協力をいただきました。学校は地域に支えられていると改めて実感しました」と山本博司校長は話す。来春には球根を掘り返して、保育園など地域へ還元することも考えているという。
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