記録的な強さで昨季のJ2を制した勢いそのままに、J1でもその旋風を巻き起こすのかとサッカーファンの注目を集めた湘南ベルマーレ。鹿島アントラーズを破るなど順調なスタートを切った。
豊富な運動量と素早い攻守の切り替えを武器に、ミスを恐れず前を意識した動きは湘南スタイルと呼ばれ、指揮官としてクラブ史上最長の4季目を迎える曺貴裁監督のもと戦術に磨きをかけた。
若手中心だったチームに今季は、経験豊富なベテランや海外クラブからブラジル人など13選手を獲得。昨季チームトップの20ゴールを量産したFWウエリントンの退団で不安視されていた攻撃陣には、横浜F・マリノスから藤田祥史や長身ストライカーのブルーノ・セザル、若手ながらシュート力に優れたアリソン、ベルマーレでプレー経験のある高山薫が加入。大倉智社長は「1人が抜けて攻撃力が落ちるとは思わない。前線の選手は揃っている」との見方を示した。
今シーズン18チームが参加するJ1は、大会方式を2ステージ制に変更。3月7日から6月27日までを第1ステージ、7月11日から11月22日を第2ステージとし、各ステージの1位と年間勝ち点1位から3位までの5チームによるトーナメント戦のチャンピオンシップで年間優勝を決定する。曺監督は2ステージ制について「第1ステージは勉強ではなく、2回優勝するチャンスがあるつもりでフルパワーで開幕から勝ちに行く」と話していた。
大槻が倒されて獲得したPKを遠藤が決めて先制したが、その5分後に同点を許すと、後半は2点を奪われ、らしさを発揮できないまま浦和の底力に屈した。
前半に先制されるも、後半に入ってPKで同点に。ロスタイムに入って途中出場のアリソンが遠藤のクロスを頭で合わせ、劇的な逆転ゴールを奪取した。
決め手に欠けるも、秋元の好セーブなどで仙台の攻撃陣を完封。U22代表招集で遠藤不在となったが、スコアレスドローで勝ち点1を拾った。
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