(仮称)ららぽーと平塚着工 来年秋開業目指す
日産車体湘南工場第一地区跡地(平塚市天沼)の大規模複合開発事業について、三井不動産株式会社は10日、大型複合ショッピングセンター「(仮称)ららぽーと平塚」の着工を発表した。開業は2016年秋を予定している。
商業施設は敷地面積約8万平方メートル。店舗部分は3階建てで、話題性の高いファッション、雑貨、飲食、エンターテインメント施設など約240店舗が入り、駐車場台数は約3500台を設ける。
同社が掲げる「ららぽーと平塚」のテーマは「地域密着・連携」「平塚の魅力発信」「環境共生」。平塚駅から徒歩圏内、国道1号・129号線などの主要幹線道路に近接する交通網の良さもあり、同社は「幅広い世代のお客さまがあらゆるシーンで集える場所を目指します」と説明する。
全体の事業期間は2017年3月予定
「ららぽーと平塚」を含む日産車体跡地の開発は、商業(A・B)、住宅(A・B)、医療・福祉、工業の6地区から構成される(=図)。総面積約18・2ヘクタールの敷地に、道路や公園などの公共施設と宅地が一体的に整備される予定だ。
複合開発事業全体の期間は、2017年3月までの計画。住宅地域は三井不動産レジデンシャル株式会社が事業者となり、戸建住宅、総戸数180戸超の分譲マンションなどを整備する。医療・福祉地区には社会福祉法人恩賜財団済生会平塚病院が事業者として内定。工業地区では、日産車体の操業が継続されるという。
同社は「各事業者と相互に連携を図りながら、計画を推進し、平塚の活気あるまちづくりに貢献してまいります」としている。
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