神奈川県議会議員選挙で初当選を果たした 山本 哲さん 岡田在住 45歳
国と町をつなぐ
○…当選確実の報を受け「まずは、頑張ってきた人たちと一緒にこの結果を迎えられて、ほっとしました。と同時に責任を強く感じました」と話す。3ヵ月間駅に立ち続け、多くの激励の言葉に期待の大きさを感じてきた。「時代の流れは早い。4年間『一生懸命やりましたね』ではなく、『結果を出しましたね』と言われたい」。もちろん、短期で実現できることと、長期的に取り組むことの違いは冷静に分析済み。「できるだけ目に見えるような成果を上げたい。若さへの期待もいただいていますので」。多くの町民から勇気をもらい、その期待に応える覚悟だ。
○…建設業を営み、単に構造物を作り上げるだけの企業ではなく「町の安心・安全のために、まちづくりの手段に」と考えていたという。町内で各種団体の役員を務めるなど地域活動も積極的に推進。青年会議所は茅ヶ崎で所属し、理事長を務めるなど活躍したが、外から寒川を見る貴重な機会になったという。「寒川は『みんなの花火』から少し変わってきたように思います。世代にかかわらず若い人たちも自主的に行動に移し、この町に風を吹かせようという機運が高まっています。行政と町民とが連携、協力し合い、住民主導でやり遂げようという考えが浸透してきたように思います。県という立場から国と町をつなぎ、子を持つ責任世代の大人として、子どもたちにこの町を魅力あふれるものにし、しっかり引き継いでいきたい」と力強く語った。
○…さがみ縦貫道路が開通して新たな時代が始まった寒川町。企業誘致や産業の活性化、新幹線新駅への前進、寒川神社を中心とした観光資源を活用したまちづくりなど課題は多い。「実現すれば夢のある、心の潤いにつながるものが多い。防犯・防災、福祉や教育環境の充実にも積極的に取り組んでいきたい」と明日を見据える。最後に「これからも寒川を楽しみ、町とのふれあいを大切にしていきたい」と微笑んだ。
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