寒川町(木村俊雄町長)と文教大学(茅ヶ崎市行谷・野島正也学長)が5月14日、連携協力に関する包括協定を締結した。学生が地域に関わることで、お互いのメリットを見出した形のようだ。
この連携の目的は、地域の課題解決及び活性化、人材育成を図るとともに、学校教育及び生涯学習の分野において協力し、地域社会の発展と大学における教育・研究に寄与すること。木村町長は「これまでに先生が個別の審議会に委員として加わってもらっていたが、今回は町全般のこと。町内に大学はないし、今まで協定がないことが不思議だった」と話す。町では、まちづくりの政策提案事業や移住促進を目的としたプロモーションビデオの作製などに学生に加わってもらい、若い視線を活かしていく構え。「町内から若い意見が出づらい。外から客観的に見てほしい」と木村町長。
文教大の野島学長は、大学が地域のためになることは社会的使命としたうえで「3500人の学生がいます。キャンパスだけでは社会性は身につかない。地域と関わることで学生を育てていただきたい。よろしくお願いします」と話した。
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