少年野球の寒川一之宮ストロングス高学年チームが、5月初旬に行われた大磯照ヶ崎旗杯・全日本不動産協会西湘支部旗・争奪親善学童軟式野球大会で優勝した。第35回目となった今大会には県内40チームが参加。昨年大会での初戦敗退をバネに見事頂点に立った。 5月9日に大磯運動公園で行われた決勝戦を制した同チームだが、決して順調に勝ち上がってきたわけではなかった。最も危機感を感じたのが準決勝だった。試合は7―1と順調にリードを広げて波に乗ったかに思われたが、次第に相手チームの反撃ムードが高まり、7―5まで迫られたところで1死満塁の大ピンチに。ここを注文通り併殺で切り抜けると、Vロードが大きく広がった。主将の鈴木大晴君は「ここを乗り切ったときに『行ける』と思った。自信はあったし優勝は嬉しかった」と振り返る。
実は同チームは、ひとつ前の大会「相模親善杯」で準優勝しているのだが、このときは事情があって決勝戦の日にチームを2つに分ける必要が生じ、チーム力を全て発揮できないという悔しい思いを経験していた。鈴木賢二監督は「地道な練習が実を結んだ。選手が力を上手く引き出してくれた」と話す。背番号1を背負うエース投手がMVP級の活躍だったという。
今後は県、関東、全国へと続く寒川スポーツ少年団大会が目標となる。
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