宮山の室田道場に所属する服部竜也君(旭が丘中3年)が、8月20日に北海道函館市で行われた全国中学生柔道選手権に神奈川県代表として出場した。
結果は1回戦で敗退となったが、「今までやってきたことを全て発揮し、優勝を狙う」と意気込んで臨んだ大会。寒川町の選手が神奈川県代表として戦い、惜しくも勝利を手にすることはできなかったが、大健闘の全国大会となった。
66キロ級の服部くんは、神奈川県大会で各ブロックから勝ち上がってきた44人で競う最終トーナメントで堂々の優勝。全国への切符を手にしていた。「県大会は自信あったけど、すごく緊張した。初戦が終わると緊張もなくなった」と話すが、5回闘った中で、3回戦で危うい場面もあったが、あとは強い勝ち方で県王者に。「卒業生が練習に付き合ってくれたり、いろいろな人の協力に恩返しができた」と周囲への感謝を忘れない。
服部君は、1・2年時は2回戦で敗退していたが、この1年で急成長。「あと1年しかないと思い、キツい練習にも耐えた」という体は筋肉の鎧で固められた。「いろいろなところで稽古をさせてもらった経験も生きた」と振り返る。
全国大会に先駆けて行われた関東大会では3位に入賞。この関東大会で1位になった選手が、この全国大会を制すことになるのだが、準決勝で当たった服部君は「次に対戦すれば絶対に勝てる」と言うほどの手応えを得た様子。
小学校6年時には団体戦で県の代表を務めた経験も。当時の作文には「五輪に出たい」とはっきり記している。5年後の東京五輪では全盛期を迎えている可能性も。得意技の「袖釣り込み腰」で未来を切り開く。
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