成人式実行委員会の委員長を務める 功刀(くぬぎ) 浩彰さん 一之宮在住 20歳
つまずいても「輝」
○…9人で構成する実行委員会。寒川中時代は生徒会長を務め、実行委員会入りを勧められても「最初は大変だと思って断った。でも結局は…」と微笑み、責任ある委員長を務めることに。5月に顔合わせをして始まった実行委員会も、この取材の後は1回のみ。「3〜4人しか集まらない時もあったが、いよいよここまで来た。しっかり仕上げたいと思います」。本番となる1月11日を見据える。
○…記念誌の1ページ目を飾る詩のテーマは「輝」。いい時もつまずいた時も、それは全てが輝いている時だと考える。実行委員会の思いが詰まった詩に仕上がった。「毎回同じような内容は避けたかった」と当日のプログラムにもこだわった。第2部のオープニングは恩師からの言葉。例年のビデオ形式を廃し、直接会場で語ってくれるという。今年は文教大『浜風』による和太鼓の演奏も。「中学から他市に移った人にも配慮したかった」と気遣いをみせる。さらにスライドショー、二十歳の抱負(3人が登壇)をはさみ、最後はなんとじゃんけん大会。寒川の棒コロ応援団長『コロ坊』が登場して盛り上げてくれるという。
○…寒川生まれの寒川育ち。大学2年の今、今後の人生設計に影響を与えそうなものに出会った。それは『英会話』。「2月にカナダ・バンクーバーでホームステイを経験しました。そこでお世話になったファミリーと仲良くなって、いま全てが英会話です」と熱心に語る。実はホームステイを決意したのは、つまずきぎみの人生を変えたかったから。「英語もできるわけではなく、それでも日本語を話せない外国の家に飛び込むことを決意できた」
○…大学では英会話サークルに所属。「将来、仕事でも生かせますし…」というが、頭の中は現在イギリスに移り住んだあの家族との再会を夢見るばかり。聞く音楽も洋楽が主に。「カラオケは日本の歌ですけどね」と憎めない顔で笑った。
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