藤沢市で開かれた2016神奈川県洋菓子協会作品展で、宮山のラメール洋菓子店(大関博之代表取締役社長)から若きパティシエ4人が各部門で入賞を果たした。
第1部2類バタークリーム仕上げで銅賞を獲得した山村祥恵さんは「お誕生日」をイメージした作品。中央に同店の看板商品「ラメール」が鎮座しているのが特徴で、ここが大きなこだわりだという。10回仕上げ直したという努力作だ。
第8部ディスプレイ部門で藤沢市長賞、金賞を受賞した鈴木麻菜美さんは、テーマの「クリスマス」を見事に仕上げて同部門最高賞に輝いた。普段からポップを書く仕事を手掛けている鈴木さんらしく、クリスマスの楽しさがあふれ出るような作品に仕上がった。こちらもデザインを変えて、出品前日に仕上がったという力作だ。
第5部ジュニアで神奈川県議会議長賞、一般社団法人神奈川県洋菓子協会会長賞を受賞し、同部門のトップに輝いた佐々木萌里さんは、社会人になって初めての受賞に大喜び。先輩のマグカップに描かれていたブドウがヒントになったそうで、「先輩の皆さんのアドバイスのおかげです」と感謝の気持ちを表した。
第1部2類バタークリーム仕上げで金賞に輝いた武田和美さんは、3回目の挑戦で見事に同部門の最高賞を獲得。色使いに気を遣い、全体的に淡い色合いの中でどこを目立たせるかなどを工夫したという。側面の台の周囲の模様がお気に入りだそうで、絞られたバラが印象的だ。
4人とも通常の業務を抱えながら、睡眠時間を削って職人らしいこだわりを発揮して仕上げた。
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