寒川ライオンズクラブの会長に就任した 小島 清二さん 一之宮在住 64歳
次世代に「つなぐ」
○…寒川ライオンズクラブ（以下ＬＣ）の会長に就任した。会長テーマは「つなぐ〜今日から明日へ〜」。歴史あるクラブで先輩がやってきたことを次世代に引き継いでいこうという思いを込めた。「メンバーが少なくなってきましたが、一生懸命、そして楽しくやっている姿を見せて、次世代の皆さんに共感してもらえれば」。人数の減少はどこのクラブでも同じだが、寒川のチームワークは抜群。今年度は「ライオンズの歌」を手話で表現しようという取り組みも予定されている。
○…寒川ＬＣといえば、何といっても花の植栽活動。「ボランティアの方が年々増えて、ありがたいことです。作業中に通行人の方から労いの言葉をいただけるのも嬉しい」。美化活動の効果でゴミのポイ捨てが少なくなったという。雨量が少ないと花が枯れてしまうこともあり、今年は暑さに強い『ベゴニア』を植栽した。また、この時期は暑さの影響もあり、献血者が少ないという。この取材の翌日が年度初の献血日とあって「いろいろと天気が気になる毎日ですね」と空を見上げていた。
○…寒川ＬＣは手話サークルとの交流が深く、メンバーも在籍している。これまでに横浜の盲導犬施設を視察したことがあったが、今年は富士山麓にある大規模な盲導犬施設の視察を予定している。「盲導犬が生まれてから、その使命を終えて、余生を過ごすまでの施設と聞いています。横浜に赴いたときも驚きと発見が多く、その後の募金活動にも力が入りました。今回もメンバー一同楽しみにしています」。
○…一之宮で(有)張島タイヤ商会を営む。「タイヤは黒いゴムのかたまりで、商品説明が難しい」と一般ユーザー向けには苦労も多いが、企業サポートなどで忙しい日々を過ごす。趣味は読書と映画鑑賞。推理小説は月に４〜５冊ペースで読破。映画は「劇場にも行きますが、今はＣＳでたっぷり見れますね」と微笑んだ。
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