宮山の室田道場に所属する飛田美緒さん(旭小6年)、小寺隼人君(旭小6年)が10月9日に開催された日整全国少年柔道形競技会で3位に輝いた。2人は結成1ヵ月で抜群のコンビネーションをみせた。
柔道の「形(かた)」とは、攻撃防御の理合いを習得するために行われるもので、2人で組んで行う。技を掛ける「取(とり)」と技を受ける「受(うけ)」に分かれ、手技、腰技、足技など、決められた手順で技を掛け、受け止め、それを反復する。双方ともオーバーアクションはマイナス点扱いとなり、正確性が求められる。時間は7〜8分の中で行われ、5人の審査員が評価する。マイナス点をいかに少なくするかで優劣が決まり、最初の礼法から厳しい目で採点される。
2人はコンビ結成1ヵ月で県大会を突破。一発勝負の緊張感の中、県、全国と闘いながら自らのスキルを上げていった。
「取」の飛田さん、「受」の小寺君。2人ともに「1位になれなかったのは悔しい」「100%力は発揮できた」と声を揃える。
同道場の室田次朗監督も「組み始めてから間もないのに、見事なコンビだった。よくやってくれた」と目を細める。
「五輪に出てみたい」という飛田さん、「警察官にあこがれる」という小寺君。活躍した2人の今後の飛躍が期待される。
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