県政報告【8】 県政から寒川町につなぐ 神奈川県議会議員 山本 哲
新年明けましておめでとうございます。穏やかな新年をお迎えのこととお喜び申しあげます。
さて、ご存知のように日本では全国的に少子高齢社会を迎えています。神奈川県やそれぞれの自治体においてその対策に苦慮をしています。
少子化の対応策には特効薬はなく、自治体、企業、教育現場などの多様な協力体制が必要とされます。【1】働き方の多様化 【2】雇用 経済基盤の改善 【3】子育て 両立支援 【4】結婚 妊娠 出産支援 など、今まで思いもつかないような対応や対策が求められています。つまり、これまでの価値観だけでは、今まで経験をしたことの無い人口減少社会には通用しなくなって来ているのです。人口減少は後の労働力の低下を招くことになります。神奈川県では外国籍の方を含め県外からの移住も積極的に推進しています。
その様な中、寒川町を含む湘南地域は幸いにも若干ではありますが未だに人口増が見込まれています。ご高齢の方や子育て世代、子どもたちが過ごしやすい地域づくりを進めていくためにも、しっかりと未来を見据えた「まちづくり」が重要になっていきます。
寒川駅周辺に目を向けますと、JAさがみ寒川支店が新店舗を構え、南口、北口に有料駐輪場の建設が進められています。そして懸案でありました、寒川駅前交番の建設も昨年より進められました。寒川駅前交番は寒川駅及び駅周辺地域の治安強化を図るとされています。
そして特に茅ヶ崎警察署管内ではオレオレ詐欺事件が頻繁に発生をしており、昨年一年間(平成28年1月から11月)の被害総額は約1億3409万円に。そのうち寒川町域での被害は2560万円までに。
また、犯罪の発生状況については総数1583件で、寒川町域だけでも凶悪犯1件、粗暴犯15件、窃盗犯267件、知能犯15件、風俗犯2件等が発生しています。
この寒川町を誰もが住みよい町にしていくためには、警察を始めとする行政機関のみならず、地域ぐるみ、まちぐるみの視点に立った防犯活動が重要になってきます。自分たちの暮らす寒川町を大事に思い、住民の皆様とともに子どもたちに誇れる寒川町にしてまいりたいと思います。今年も一年、宜しくお願い申し上げます。
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