寒川青年会議所の2017年度理事長に就任した 千葉 広明さん 一之宮在住 34歳
JCは「学び」の連続
○…寒川青年会議所(以下JC)第44代理事長のスローガンは『学び』。23歳で入会してから34歳の現在に至るまで『学び』の連続だった自身のこれまでを振り返り、このスローガンを掲げたのだという。
○…23歳で入会したということは、大学を出て社会人になってすぐにJCマンになったということ。「JCを軸に社会の動きを覚えた」と話す生粋のJCマン。しかも、大学の建築学科を卒業して、本来はメーカーで修行してからアルミサッシを扱う家業に従事するのが通例だが、いろいろな事情で親の会社に入社。最初から地域にどっぷりとつかることになった。「社会人としての履歴、JCの履歴が一緒ですね」。ある程度社会を経験してから入会するメンバーとは、少し違う道を歩んできたことになる。
○…そこで様ざまなことを学んだ。「JCでは表舞台に立たない下積みが長かったが、いろいろ学ばせてもらった。一貫として総務畑を歩んだが、その分野を極めた感もあった」と入会からの10年を振り返る。「失敗もたくさんした。両手に余るほど。インパクトの大きいのもありました」と洗いざらい吐露する。それを活かしての今、このスローガンが生まれたわけだ。
○…会には若いメンバーが多い。「研修事業を強化します。JCは単なるイベント屋ではない、行政出向するなどまちづくりにも深くかかわっている。組織の本質をもっと知ってほしい」と若手の『学び』の必要性を説く。新しい時代をつくることは必要だが「伝統を守り、学ぶことはもっと大事」と強調する。
○…「楽しいだけではダメ」というが、楽しい雰囲気を作り出し、寒川JC随一のムードメーカーであることは間違いない。ジョークを散りばめた話術は周囲を和ませる。そんな若きリーダーの趣味は鉄道とバスの時刻表。いわゆる時刻表を楽しむオタクだという。「一冊で楽しめますよ」と満足そうに微笑んだ。
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