寒川版 掲載号:2017年6月9日号
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茅ケ崎警察署長に就任した山口 達夫さん58歳

笑顔の中に真摯な眼差し

 ○…「明るく、元気よく、前向きに」をモットーに掲げる通り、快活な笑顔が印象的だ。日々の職務において大事にしているのは、常に「市民目線」を忘れないこと。「警察署を訪れる人は困っている方がほとんど。対応が遅れればそれだけ困っている時間が長引いてしまう」。警察署に来た人を自分の身内と思い、相手の立場になって考え、迅速・丁寧に対応するよう署員に訓示している。

 ○…緑豊かな清川村の出身。「世の中の役に立ちたい」と、19歳で警察官の道を志した。「成田空港闘争」や「地下鉄サリン事件」に携わり、最近では川崎の河川敷で起きた少年事件を担当。「防ぐことはできなかったのか…」と笑顔から一変、言葉をつまらせ悔しさを滲ませる。学校や児童相談所、地域との連携が不可欠と痛感した出来事だった。「子どもの非行には理由がある。少年非行は将来の治安に跳ね返る。早いうちに気づいてあげることが大事」と胸の内を語る。

 ○…家族は妻と二人の息子。次男は同じ警察官の道を選んだ。山歩きが好きで、休日は山に入り山菜を採ったり、キノコ狩りをするのが息抜きだ。しかし署長を務める間は自粛している。その代わりに今は早朝の近所散歩が日課に。車ではなく歩くことで街を知り、住民の目線に近づくことができる。「何かが起こったとき、山に居たらすぐ帰って来れないでしょ?」と冗談めかして語るも、その真摯な眼差しが仕事に対する強い思い入れを何よりも物語る。

 ○…40年の警察人生の中で様々な部署をわたり歩き、豊富な経験とともに幅広い知識を身に着けてきた。「おかげで色々な部署に知り合いができたよ」と柔和な笑みを浮かべる。新署長として特に力を入れるのは振り込め詐欺などの特殊詐欺と自転車事故の防止対策。「金融機関や地域の方々と協力しながら、安全で安心なまちづくりに努めていきたい」。持ち前の明るさで難題に挑んでいく。

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