神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
寒川版 公開:2017年8月25日 エリアトップへ

湘南の魅力発見プロジェクト「パッケージデザインワークショップ」で講師を務める 佐藤 勝則さん 宮山在住 62歳

公開:2017年8月25日

  • X
  • LINE
  • hatena

チョコボールのデザインも

 ○…藤沢、茅ヶ崎、寒川2市1町の特産品などのパッケージをデザインするワークショップの講師を務める。北海道出身だが、父の生まれ故郷である寒川町に移り住んで約30年。地元の盛り上がりに一役買う形となった。

 ○…森永製菓の菓子パッケージ制作を手掛ける。そのブランド名はおなじみのものばかり。代表的なもので『チョコボール』『チョコモナカジャンボ』『アイスボックス』『おっとっと』『ポテロング』などロングヒット商品が名を連ねる。シールド乳酸菌タブレット『食べるマスク』など近年の大ヒット商品も手掛けている。「チョコボールは私が手がける前から存在するブランド。リニューアルを担当しました」と話すが、おもちゃの缶詰のデザインを懲りすぎて「会社から『時間とお金の使い過ぎ』と注意されこともあります」と微笑む。

 ○…幼い頃から絵を描くことが好きで、高校時代にぼんやりと将来のことを考えるようになった。東京芸術大学では、デザインの道へ進むことを決意。「デザインは人の役に立つ仕事だと思った。みんなに喜んでもらえることが気持ちよかった」と当時を振り返る。

 ○…森永の仕事を始めた頃は、デザイナーという存在が今ほど認知されていなかった。しかし、現代はデザイナーの仕事ぶりがクローズアップされることも多くなった。スーパーやコンビニに自身がデザインしたお菓子のパッケージが並ぶ日常。「山の上の小さな売店にも置いてあると感動しますね。道の上に落ちていても感動…」と笑う。

 ○…「家では鮮魚部。料理はしませんが、魚をさばくのだけは」とスマホに保存している自慢の刺し盛りの写真を披露する。そのデザイン力は、まさに圧巻の一言。多趣味の人で、こうした遊び心がデザイン力を支えているのだと実感できる。62歳とは思えない若々しい風貌にもそれが表れているようだ。

寒川版の人物風土記最新6

深澤 文武さん

4月1日付けで寒川町副町長に就任した

深澤 文武さん

小谷在住 59歳

4月12日

三善 幸夫さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第一次派遣で大隊長を務めた

三善 幸夫さん

横浜市在住 60歳

3月29日

大澤 文雄さん

瑞宝双光章を受章した元寒川町教育委員会教育長

大澤 文雄さん

倉見在住 72歳

3月15日

内村 徹さん

中学生硬式野球チーム「湘南茅ヶ崎ボーイズ」を初の全国大会に導いた

内村 徹さん

寒川町在住 41歳

3月1日

山田 仁子さん

県のなでしこブランドに認定された「PonCha」を手掛ける菱和園の代表取締役

山田 仁子さん

寒川町内在住 52歳

2月16日

中島 淳一さん

「江ノ電沿線新聞」への連載などを通じ地域の地蔵の伝承に努める

中島 淳一さん

藤沢市在住 67歳

2月2日

あっとほーむデスク

  • 2月18日0:00更新

  • 2月4日0:00更新

  • 1月21日0:00更新

寒川版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook