寒川版 掲載号:2017年8月25日号
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湘南の魅力発見プロジェクト「パッケージデザインワークショップ」で講師を務める佐藤 勝則さん宮山在住 62歳

チョコボールのデザインも

 ○…藤沢、茅ヶ崎、寒川2市1町の特産品などのパッケージをデザインするワークショップの講師を務める。北海道出身だが、父の生まれ故郷である寒川町に移り住んで約30年。地元の盛り上がりに一役買う形となった。

 ○…森永製菓の菓子パッケージ制作を手掛ける。そのブランド名はおなじみのものばかり。代表的なもので『チョコボール』『チョコモナカジャンボ』『アイスボックス』『おっとっと』『ポテロング』などロングヒット商品が名を連ねる。シールド乳酸菌タブレット『食べるマスク』など近年の大ヒット商品も手掛けている。「チョコボールは私が手がける前から存在するブランド。リニューアルを担当しました」と話すが、おもちゃの缶詰のデザインを懲りすぎて「会社から『時間とお金の使い過ぎ』と注意されこともあります」と微笑む。

 ○…幼い頃から絵を描くことが好きで、高校時代にぼんやりと将来のことを考えるようになった。東京芸術大学では、デザインの道へ進むことを決意。「デザインは人の役に立つ仕事だと思った。みんなに喜んでもらえることが気持ちよかった」と当時を振り返る。

 ○…森永の仕事を始めた頃は、デザイナーという存在が今ほど認知されていなかった。しかし、現代はデザイナーの仕事ぶりがクローズアップされることも多くなった。スーパーやコンビニに自身がデザインしたお菓子のパッケージが並ぶ日常。「山の上の小さな売店にも置いてあると感動しますね。道の上に落ちていても感動…」と笑う。

 ○…「家では鮮魚部。料理はしませんが、魚をさばくのだけは」とスマホに保存している自慢の刺し盛りの写真を披露する。そのデザイン力は、まさに圧巻の一言。多趣味の人で、こうした遊び心がデザイン力を支えているのだと実感できる。62歳とは思えない若々しい風貌にもそれが表れているようだ。

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