寒川版 掲載号:2017年9月8日号

藤沢税務署の署長に就任した

田作 有司郎さん

第75代署長 60歳

驕らず仕事に向き合う

 ○…藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町を管轄エリアとする藤沢税務署。個人納税者数は13万2000人を超える東京国税局管内でも5本の指に入る大きな署の顔として着任した。「税務大学校で主任教授をしていたこともあり、教育は大切。若い職員が多い中、しっかり教育をすることで、納税者サービスの向上につなげたい」と落ち着いた表情で話す。

 ○…「父親も公務員だったこと、中学の時に学校の隣に税務署を新築していたことがあって、それがこの仕事に就くきっかけといえるかも」と話した。「子どものころ、そろばんで優勝したこともあり、もともと数字に強かった」と笑う。各地の税務署勤務はもちろん、税務大学校の教授、職員の非行に目を光らす監察官室も東京、広島で経験。職員の人事考課も担当する考査課勤務では、1000人以上を表彰する式典の段取りなどを差配。良い経験になったという。

 ○…1957年、東京都世田谷区の生まれ。大学卒業まで都内で暮らした。80年に国税局に奉職。東京の麹町税務署で国税専門官人生をスタートさせた。現在は横浜市青葉区で妻と大学3年の娘と暮らす。趣味は水泳、ジョギング、ゴルフ、そしてカラオケ。ゴルフの腕前はと問うと「いやいやたいしたことはないですよ。署内にゴルフサークルが立ち上がる予定なのでぜひ参加したい」と笑った。

 ○…「私たちは税金で仕事をさせてもらっている。だからこそ驕らずに仕事に向き合わなくてはならない。すべては納税者のため」。これがすべての職員に求められる基本的なスタンスだと真摯に語る。人と人との出会い、縁が何より大切だと「人を愛する、仕事を愛する、土地(管内)を愛する」をモットーにしている。縁を結んだ税務大学校時代の教え子は全国に200人を超える。「退職後は出会った多くの若者を訪ねる旅をしたい」と話すが、藤沢税務署での忙しい日々はまだ始まったばかりだ。

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