寒川町テニス協会の創立35周年を記念した「テニスフェスタ2017inさむかわ」が9月30日、寒川総合体育館で行われた。車いすテニスのトップレベルのエキシビジョンマッチや、車いすテニスの体験会などが行われ、一般参加者はもちろんテニス協会関係者らも車いすテニスの奥深さに魅了されたという。
車いすテニスはパラ五輪など国際大会の報道で目にすることはあるが、実際にプレーを間近にする機会は少なく、ましてや体験可能ということで注目され、町内はもちろん近隣市からも多くの参加者が集まった。
まずは、元世界ランキング11位で、元全日本選手権優勝者の玉澤紀洋選手らがトップレベルの車いすテニスの試合を行い、車いすが激しく動き回る様子に、体育館内全員の目が釘付けとなり、卓越した技術に感嘆のため息が漏れた。
続いて受付順に車いすテニス体験を実施。参加者は口々に「止まらない」「難しい」などと体験の感想を話し、想像以上に車いすの操作が難しいことを実感した様子だった。それでも何球か打ち返すうちにコツをつかむ参加者も現れた。子どもの参加も多く、ボールまではたどり着けるが、打ち返すと全て90度左側に行ってしまうなど、難しさに苦笑いする子も。協会スタッフらも体験し、車いすテニスの奥深さに驚いている姿が印象的だった。
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