かねてより慶應大学湘南藤沢キャンパス(藤沢市遠藤)の隣接地に建設していた「湘南慶育病院」が11月6日に開院し、診療を開始した。大学と密に連携する日本初の民間病院として、先進的な医療サービスを提供していく。同院の運営を行うのは、医療法人社団 健育会(東京都千代田区・竹川節男理事長)。
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新病院は、官民一体となった街づくりを進める藤沢市の「健康と文化の森構想」の中核となる医療機関。地上5階建て、230床(急性期30床)を備える。一般外来は、内科(総合診療、循環器、呼吸器、消化器、腎臓・内分泌・代謝、神経)をはじめ、外科、消化器外科、整形外科、眼科、皮膚科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、リハビリ科、放射線科、麻酔科、物忘れ外来などで構成される。外来や手術、二次救急に対応する一般病棟のほか、回復期リハビリテーション病棟、療養病棟、地域包括ケア病棟などで、高齢化が進む藤沢市北西部や近隣の茅ヶ崎、寒川の健康を担う。
先端リハビリに特化
また、重度の麻痺などに対し、脳波データと電気刺激などを用いた先端技術によって回復を目指す「スマートリハ室」を備える。そのほか、未病・坑加齢センターでの健康寿命の延伸や、ICTを活用した高齢者見守りサービス、ロボットリハビリテーションなど、先駆的な医療に挑戦する。
診療は、月〜金曜の午前9時から11時30分、午後2時から4時30分。
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