神奈川県ミニバスケットボール決勝大会チャレンジカップ湘南地区予選で、「一之宮」男子チームが1月7日(日)から行われる県大会への出場を決めた。今回の寒川勢の県大会進出は1チームのみだった。
6年生が一人で5年生が主力を形成するチーム構成。春の地区大会から上位には進出するものの、なかなか県への扉を開けることができなかった。今大会の準決勝では強豪「藤沢本町」と対戦し、勝てば県進出、負ければ県への決定戦という状況の中で、好ゲームを展開したものの惜敗。しかし、ここでチームとして手応えをつかみ、続く決定戦では「今シーズン最高の出来だった」と森茂之コーチが話すほどの内容で、見事に勝利を収めた。「準決勝からは、自分たちのバスケをしよう、それで県大会がついてくれば、と話しながら戦いました。子どもたちが成長してくれた。5年生が多いので、それが手に取るようにわかった。年間約100試合をこなして、最後に最高の試合ができるなんて感激ですね」と森コーチは満足そうな表情で話す。
取り巻く環境は簡単ではない。バスケ熱の高い寒川町でもプレーヤー不足は深刻な問題。今大会から最大8校の混成チームまで参加可能となるなど、小学校単独や2校編成でチームを組む寒川町にとっては逆風が吹く。ディフェンスはゾーンが禁止されマンツーマンに限定されるなど、ルール変更も行われている。
森コーチは「来年は今の5年生が主力になる。県大会をしっかり経験させて、来年の飛躍につなげたい。どんどん成長してほしい」と期待を膨らませた。
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