日産自動車が電気自動車(EV)の普及を目指す「e-NV200PRモニターキャンペーン」で、寒川町の活用提案が採択され、タイトル名にもある「日産e-NV200」が3年間無料貸与されることになった。4月21日にさむかわ中央公園で町主催の貸与式が行われた。
日産工機(株)酒井寿治代表取締役社長は「ゼロエミッションを掲げて、電気自動車の普及に努めている。町でご活用いただき、乗っていただいたご意見も聞かせてほしい」と話し、木村俊雄町長に目録(ゴールデンキー)を手渡した。受け取った木村町長は「待ちに待った車が来ました。電気自動車は、人を運び、電源を運び、安全に移動できる手段。町では色々なイベントがあるので、電気自動車をフル活用し、PRしていきたい」と話した。
寒川町では「夜間に騒音を出さずに不法投棄パトロールでの活用」「美化運動の現場で音響設備や照明設備等の電源として活用」「乳幼児家庭全戸訪問事業など子育て支援する中での活用」などを提案していた。
同キャンペーンは、日産自動車が地球温暖化対策として電気自動車の普及に取り組んでいるもので、e-NV200は「静粛性や給電機能を活かした各種作業車両としての活用」「災害時の蓄電地としての活用」等といった、より良い街づくりや行政課題の解決等の一助となる可能性を持っているものと考え、同車の3年間無償活用で積極的にPRしてもらい、電気自動車のさらなる普及を目指す。近隣では厚木市が昨年から無償貸与を受けている。
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