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平塚

全国大会に出場する少年硬式野球部「西湘パワフルズ」の女性監督 「笑ってグランドに立てる選手に」

小橋 麻耶さん

纒在住 29歳
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 ○…「子どもたちと同じグランドに立っていられることが今、何よりも幸せ」と、浅黒く日焼けした顔をほころばせた。20代の女性ながら、ヤングリーグの硬式野球チームの親分として、腕白な男子中学生たちを率いている。創設3年目とチームの歴史は浅いが、今年3月には、チーム初の全国大会出場を果たした。明日に控えた全日本選手権にも駒を進めており、全国大会には破竹の春夏連続出場。チームを進化させている。

 ○…“のびのび野球”がチームづくりの基本。就任当初は大声で選手を叱咤していたというが、今では「笑ってグランドにいられる選手」でいて欲しいと、野球を楽しむ雰囲気づくりに励んでいるという。「硬式野球に限らず、スポーツは楽しくプレーするのが一番。子どもの笑顔を奪うようになったら、私も指導者として潮時かな」。選手の個性を把握するために、保護者との会話も心がけるなど、女性らしい細やかな配慮が、躍進の潤滑油となっている。

 ○…小学4年生からソフトボールに熱中。名門・横浜清風高校では、正捕手4番打者として強豪チームを牽引した。卒業して専門学校に通うある日、中学時代の恩師から、ソフト部の外部指導者の要請を受けた。親身な指導は生徒の保護者からも評判となり、地元の少年野球チームや中学校野球部のコーチなど、数々のチームで指導役を歴任してきた。現在の「西湘パワフルズ」の創設にともない、コーチの依頼が来たのは3年前。硬式野球の指導は初体験だったが、明るい人柄が子どもの心をつかみ、監督を任されるようになった。

 ○…今年の誕生日。嬉しいことがあった。グランドに出ると、選手からハッピィバースデイの歌声が上がった。「中学生の男の子がそんなことをしてくれるなんて、本当にびっくり。すごく感動しました」と、頬を赤らめた。瑞々しい女性監督ならではの存在感が、チームの求心力を高めているようだ。

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