文化財 地域で守れ 光明寺で消防訓練
南金目の光明寺で24日、市の消防団員や消防署員らによる消防訓練が行われた。文化財防火デー(26日)に合わせ、市内の寺社で毎年実施しているもの。
訓練は本堂からの出火を想定して行われ、約50人が参加。初期消火や館内に残された人の避難誘導、団員到着後の放水作業など、本番さながらの消火活動が繰り広げられた。
消防団長の二宮高見さんによると、分団の合同訓練は年に数回しかないという。今回は7つの分団で組織される西消会が訓練にあたり、団員同士の連携を深め合う機会となったようだ。
消防署警備課の吉川豊課長は「初期消火の徹底や延焼防止のためには、分団や地域住民の力が欠かせない。訓練を見学していた人たちの間でも防火意識が高まってくれれば」と話した。
訓練を見守っていた大久保良允(りょういん)住職は「ヘルメットは持っていましたが、被ったのは初めて。多くの方に協力して頂きありがたく思います。今後も火災を起こさないよう、日頃から努めていきたい」と感謝していた。
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