国際ロータリークラブの青少年交換学生として来平した ピアソン・ジェームスさん 米国人 18歳
青い目で日本文化見つめる
○…国際ロータリークラブの青少年交換学生として昨年8月、米国カリフォルニア州から来日。1年間の滞在期間、受け入れ先の平塚北ロータリークラブメンバーの自宅にホームステイし、日本文化を学んでいる。初対面でのお辞儀も堂に入ったもの。少々たどたどしい日本語ながら、米国人青年の目から見た日本の魅力を奥ゆかしく語ってくれた。
○…「新しい経験がしたくて日本に来ました。思ったとおり、アメリカと日本の文化は全く違います」と目を輝かせる。家に上がるときは靴を脱ぐといった身近な慣習から、ゴミのない清潔な街並み、母国と比べてクリスチャンが少ないという宗教的土壌まで、日本の生活に新鮮な驚きを隠さない。「日本人は皆、物静かで優しい。ホームステイ先の家族も少し風邪をひいただけで、すごく気にかけてくれます」と話す。
○…毎朝、平塚江南高校に通学。日本語や書道などを学ぶ一方、放課後はサッカー部の練習にも参加している。帰宅は夜8時を回ることも。「日本の練習はハード。でもいい仲間に囲まれてとても楽しい」と話す。同級生には地元ショッピングモールでの買い物やカラオケなど、日本の高校生ならではの「遊び」も教わっているようだ。
○…故郷はカリフォルニア州フレズノ郡、トウモロコシや畜産業の盛んな田舎町。遥か東方の異文化は魅力的に映った。「日本は勤勉で、ハイテクノロジーな印象がありました。実家のあらゆる電化製品も日本製です」と言う。来日後は美しい日本文化にも触れた。鎌倉の寺社仏閣や小田原城などを訪れ、今後は京都や広島の訪問、富士登山なども予定している。
○…将来の夢のひとつに医師を挙げる。「人を助けるのは喜び。もし医師になったら日本人の生活や健康に対する考え方は参考になるはず」と爽やかな笑顔を浮かべた。
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