市議会議員選挙 20代が2人当選 議会若返りへ 江口さんは2期連続のトップ当選
定数30に対して現職24、新人10の34人による争いとなった平塚市議会議員選挙は24日、市長選と同日に投開票された。35歳の江口友子さんが2期連続のトップ当選。20代候補者が2人当選するなど、議会の若返りを印象付けた。
3期目に臨んだ江口さんは、7208票まで票を伸ばしてトップ当選を果たした。24日夜、当選に沸く事務所で江口さんは、「ホッとしたというのが正直な気持ち。期待して頂いた方のためにも頑張りたい」と笑顔を見せた。
江口さんは今年の春先に乳がんが見つかり、手術後も満足な政治活動を行うことができなかった。「自分の自由が利かない、苦しい選挙だった。支えてくれた皆さんには本当に感謝している」と、今回の選挙戦を振り返った。
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今回初出馬となった数田俊樹さんは、28歳の若さを武器に5552票を獲得。堂々の2位当選を果たした。
午後11時に当確の報が打たれると、若い支援者の歓声が事務所内に響いた。数田さんは「同世代に対して、平塚のまちづくりを訴えた。これからは皆さんの想いの代弁者として観光都市平塚を実現させたい」と意気込みを語った。
また、27歳の民主党新人、米村和彦さんも3943票を獲得して5位当選。2人の20代議員が誕生した。こうした若手の台頭により、市議会議員の平均年齢はこれまでの56・03歳から52・63歳に若返った。
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市議会議員選挙の党派別当選者数は、民主2、自民1、公明5、共産3、ネット1、無所属18となった。
市議会議員選の投票者数は10万3788人で、市長選では10万3775人が投票した。投票率は49・88パーセントとなり、4年前におこなわれた前回選挙よりも3・87ポイント落とした。
2位当選を果した数田さん
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