18日、松原小学校の体育館。石巻市から3人の児童を迎えた5年生74人は、二人三脚で挑む障害物競走などを一緒に楽しんだ。石巻市から訪れた4年生の武山沙莉さんは、初対面のお姉さんと息もぴったり。「疲れたけど、楽しかった」と話していた。
石巻市から子供に同伴してきた保護者の武山由規江さんによると、現在住んでいる自宅は半壊の状態。大工の人手が足りず、補修はまだ先のことだという。
由規江さんは、「子供が行きたいと言っていたので応募した。震災では一緒に遊んでいた同級生が亡くなったりと、ショックは大きかったと思う。(松原小学校の児童は)みんな元気良くて、話しやすい」と、笑顔で話していた。
今回の訪問をコーディネートした大垣明弘さんは「子供同士はすぐ打ち解けて、仲良しになっていた。子供には、子供の励ましが一番元気づけられるのでは」と、話していた。松原小の清水大格教諭も「平塚で良い思い出を作ってもらおうと、子供達は何ができるのか自発的に企画していた」と、目を細めて話していた。
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